いつもただまき農園をご愛顧下さりありがとうございます。
お米のお客様へお知らせとお願いです。
先日の火曜日で、今年のお米作りが終わりました。
今年は田植え後から稲は順調で、その後もぐんぐん成長し、今年は期待できるぞと思っていたのですが、
稲刈りを終えてみると、どうもそうでもなさそうだと分かりました。
うちは鮮度維持のため、お米をモミのままで貯蔵しますので、正確な収量を出すことができません。
モミは籾殻を取ってはじめて玄米になるので、この籾摺りという作業をしないと収量が出ないのです。
そこでモミの体積からだいたいの玄米量を推定するようにしています。
実際にはモミの正確な体積を出すことも困難なので、 コンバインのタンクに何杯分たまったか、
そしてタンク一杯のモミから何キロの玄米が取れるのか、という過去のデータから推定します。
実際には品種によって、また田んぼによってもこの数字が変わってくるので、推定結果も変動します。
とにもかくも、そのだいたいの計算では、今年の収量は去年をやや上回るものの、順調な生育から考えた、
当初の予想よりは少し落ちそうなことが分かりました。
去年より多そう、ということでは嬉しい結果なのですが、順調な生育をみて多めの収量を予想していたため、
来年の秋が近くなると、お米が足りなくなる可能性が出てきました。
この時点で、すべてのお客様に一律の減量をお願いすることも検討したのですが、誤差がある計算方法ですから、
問題なく皆様にお届けできる可能性もあり、また、毎年ご予約分から残るお米もいくらかありますので、
秋近くになってやっぱりお米が足りなさそうだと分かった時点で、改めて減量をお願いすることにしました。
当方の予測が甘かったため、皆様にご迷惑をおかけすることになり、申し訳ございません。
もし減量をお願いしないといけなくなった場合には、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
お米作りは思ったとおりにはならないとはいえ、自分たちの未熟さを痛感した今年でした。
安定した収量を得ることは一朝一夕にできることではないですし、基本は地道な土作りだと思っています。
とは言え、来年は何とかリベンジしたいと思っております。
今後ともただまき農園をよろしくお願い致します。
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