お世話になってるラボの方から
できるだけ新しい鶏糞が欲しいとリクエストがあり
朝から止まり木の下のフレッシュ鶏糞を集めて袋詰した。
何を調べられるんだろうか?袋の中にコバエみたいのがいて
渡す時に気づいて伝えたけどほんまによかったんだろうか?
そこへ行く途中、栗栖川の河川敷を草刈してた。
あの草の山はどうなるんやろか。どこかで土になるといいのにな。
鶏糞と河川敷の草とを見て運転しながら考えたのは
江戸時代の素晴らしい循環型社会。
今同じことを目指しても、問題は多い。
子育てした方はわかるが、赤ちゃんのウン◯は食べ物が
変化してこうなったんだなとわかる。離乳食でほうれん草を
メインにしたらグリーンになるし、ちょっと消化不良だと
そのままの状態で出てきたりする。
鶏糞もそうだ。今は孵化場で生まれたばかりの初生ヒナで
育雛しているが、過去に中雛(生後28日齢~70日齢までの雛)
で買っていたときは、孵化場でやる餌がうちと異なるため
鶏糞がすごく臭く感じた。うちの餌に慣れて鶏糞がそんなに
臭わなくなるまでしばらくかかった。
発酵食品を食べてるかどうか。この差は大きい。
さて、人間。メタンガスなど新エネルギーに人糞利用って
おもしろいと思うがこれだけ多くの人が添加物などの
人工的に作られたものを食している現代で
いい人糞というのが少ない気がする。
土に返しにくい物質になっているのではないかと思う。
ちゃんと発酵するんだろうか。ジャンキー食生活の人と
正食の人との糞尿の違いもあるに違いない。
食べたものが糞となる。
ゴミはちゃんと分別してるもんねとエコぶってる人も
食べるものをきちんと選んでなければ土に還らないような糞尿しか
出せない人間になってる可能性がある。
少なくとも私ら家族は急を要して野山へ肥料をやるときも
害にならない物質を排出する人間でありたい。
土から離れて暮らせないし、また土を汚すようなことも
してはならない。人間ができることは後世ずっと作物を
育むことができる土を大事にすることだと思う。
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