友達イマイミキちゃんの写真展「しあわせのカタチ」を見に
家族で姫路へ。
みきちゃんが旅したインドの暮らし、感じたことを写真と映像、コメントで
展示してあります。笑顔から笑い声まで聞こえてきそうで、
澄んだ青い空から気持ちいい光を感じられそうで、
まるで私も旅したかのような不思議な空間でした。
学生の時に旅したケニアやタンザニアの砂埃がたつ赤土の道路と
乾いた熱気をまた思い出しました。
人と人との温かいつながり、思いやり、
水や木、牛糞といった資源を大事に利用する暮らし、
高度経済成長の日本が失った大事なもの、大切なものがそこにはありました。
親しくなってみきちゃんのことを知る度に思う
やさしさ、たくましさ、強さ、人のために動く行動力、
そんなみきちゃんの魅力がこの写真展でもあふれてました。
できるだけ食べ物やエネルギーを自給して生きていくという
ただまき農園の目標、まだまだこのインドの人達に及ばないけれど
(石油エネルギーに頼らないと田んぼを維持できないのはしょうがないとして)
出来る限りのことはこれからもしていきたいなと写真を見ながら
心のなかで再確認しました。
隣人が何をしているのかわからないような、人が密集する都市化がもたらしたもの。
それは人と人が互いに思いやり支えあい協力しあって生活するということ。
時々忠士さんと話す。農村で暮らす農民の集団意識というのは
時に田舎暮らしのハードルとも言われる閉鎖的社会を作り出していると
言われるけれど、実はとっても人間社会に必要なものではないかと。
総出で溝掃除をし、用水に水が入ったら上(かみ)の人は下(しも)の人の
分を考えて完全に堰きとめず下にも水を流しながら田んぼへ水を入れる。
そうして水をわけあって田んぼをつくってきた村社会での集団意識は
資源を分けあい、一つの仲間意識でもって田んぼを含む里山を守ってきた
日本ならではのあたたかいつながりなんじゃないかと思う。
農民じゃなくなったことが、周りの人のことを考えない、村のことを考えない
自分さえよければな人間を生み出していったんじゃないだろうか。
(都市の人を批判してるわけではなく、現代の問題点の要因の一つとして仮定)
※ここからいつもただまきは全国民農民になったらええのに論に展開する。笑
なんかそういうことも考えたり、みきちゃんのコメントに心がジワワーンと
泣きそうになったり(グッとこらえた。笑)
みきちゃん、写真展を姫路でしてくれてほんまにありがとう!!
そして子供らウロチョロしてしまってごめんなさい。。。
明日の最終日は9時から17時
イーグレ姫路地下1階 みきちゃんにも会えます。
行ける方はぜひぜひ!
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