取り損なったヒエが成長して、田んぼの中でひときわ大きく穂をつけだした。
ので、ビニール袋と鎌を持っていざ田んぼの中へ。
穂は刈り取りビニール袋へ、茎は回収不能なので根本で切って田んぼの中に
倒しとく。これをするかしないかで、来年のヒエの量が変わる。(と思う、たぶん)
農道を通っているとものすごいヒエだらけの田んぼの横を通ったりする。
うわーと思うけど、たいがいそういう田んぼを作ってる人は
色選(色彩選別機)があるから、草の種も斑点米もピンッとはじいて
きれいなお米に仕上げられるからヒエボーボーでも問題ないのだろう。
でも、色選もない、農薬も使わない農家は地道に取るしかない。
今年のお米の品質をあげるため。そして来年生えるヒエの種を減らすため。
自分が今していることが、来年再来年につながっていく。
その変わってゆく景色を自分の目で見ることができるのは
農家でよかったなと思うことの一つかもしれない。
明日も稗刈りがんばろう。
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