いよいよ朝晩が寒くなってきたので、放置していたロケットストーブの改良作業をやっつけました。
灯油のファンヒーターの登場を見ると、じっとしているわけにはいきません。
今回の改良の目的は、薪をたくさんくべられること!
耐火レンガで内部を組んだので、焚き口が狭いんです。
前は30分おきぐらいに薪を追加していたので、結構忙しかった。
今回は耐火レンガをとっぱらって、新たに鉄骨で内部を組みました。
9月にバラしていたロケットストーブ。
倉庫へ移動して作業再開。
鉄骨の角パイプをカットします。
これがヒートライザー本体になります。
ヒートライザーは一番奥に。
手前にたくさん薪をくべられる場所を作ります。
角パイプは下の方を一面カットして炎の入り口にしてあります。
そして上部分を鉄板でふさいで、燃焼部とヒートライザーから出てきた熱風の通り道を区切ります。
カーブがあるのでジグソーでカット。
一枚物でやるのは難しいので、何枚かに分けます。
鉄板を溶接します。
ヒートライザーの周りは鉄板の筒で囲って断熱材のパーライトを入れるつもりでしたが、ふと思いついてセラミックブランケットというマット状の断熱材でぐるっと包みました。
ヒートライザーの内と外を断熱できればいいので、それで十分でしょう。
断熱が弱ければマットを重ねてまけばよし。
持ち帰って設置。奥の蓄熱ユニットが重量感あります。
Fire!点火!
でっかい薪が4本ぐらい入ります。わーいわーい。
最初、煙が逆流したりして手こずったけど、コツをつかめば大丈夫そう。
普通のロケストと違って、燃焼部を断熱していないので、点火と同時にストーブ本体の横から暖かくなります。これも狙い通り。立ち上がりが早いのはありがたい。
その分、焚き始めはちょっと手ごわいです。バーントンネルの真下で小さく炊き始めるとOK.
あとはヒートライザーが暖まれば、どんどん炎を吸い込んでくれます。
とりあえずこれで使えそう。
あとは空気の取り入れ口をなんとかしたいかな。
焚き口のフタをずらして空気を入れているので、ちょっと危ない。
もともとこのストーブについていた空気取り入れ口は、耐火レンガを床に敷き詰めているので塞いでしまっているのです。
下の側面に小さい穴を明けて、スライド式のフタでもつけたらええかな。
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