なんて言うのかわからず今ネットで調べたら出てきた。多分合ってるはず。
今年私がどうしてもやってみたかったのがこれ。
水口から入る用水の水を田んぼ全体に広げる前に
あぜ波シートで囲った水路をぐるっと通ってから田んぼに入る。
この田んぼの場合北に水口があるため、西側の畦にそって南に向かって
水が流れ、南西の角でさらにまがって南側の畦にそって東に水が流れて
田んぼの水と合流する。
このメリットは
1.水温が上がる。
2.用水から入ってくる草の種を田んぼの中へ入るのを防ぐ。
去年稲研(稲作研究会)の圃場巡回の時に聞いた、まわし水路のこのメリットを
私はどうしても忘れられずにやってみたくてしょうがなかったのでした。笑
水温あげて微生物の住みやすい環境をつくる
さらには入ってくる雑草の種を減らすことができるこの「まわし水路」
これはやるしかない!やらずにどうする!笑
もともとは東北や水温の低い山間部で行われている農業技術のようだ。
そういえば同じ村でも棚田の田んぼでは水口近くが深く掘られていて、
いったんそこで水が溜まってあふれてオーバーフローした水が田んぼへ
流れていくようになっているところもある。あれも「まわし水路」的な
水温をあげる工夫なのかもしれない。また田んぼの持ち主さんに聞いてみよう。
調べていると
水温が高くなりすぎると根の老化を早めるなどの影響があるので,
盛夏には冷水をいれて地温を下げることもある。
という文章に出会ったので、真夏はまたあぜ波外すかもしれん。また水温見て考えよう。
まわし水路を作ったこの田んぼは、保田ぼかし稲作で育てる。もちろん無農薬。
そしてただまき農園始まって以来の密植(このほうがいいらしい。半信半疑だが実験圃場だから
坪56で植えてみた。今もちょっとこれで大丈夫なのか不安と期待半々で見守り中)
合鴨がスイスイ泳げるように坪33で始めてから今はどの田んぼも坪38。
それに見慣れてるから56というのはえらい密植に見える。
(慣行農法の田んぼは50~60が平均だが最近はやや疎植を推奨してる傾向有り)
密植の保田ぼかし稲作、いい結果を出せるよう微生物に活力を与えるべく気を送る。
保田ぼかしと保田先生についての記事リンク。私があれこれ書くより保田ぼかしのことが
わかるので読んでみてください。
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