配達しながら聴いていたラジオで、ジェラート職人さん(という言い方で
正しいのか?)が、イタリアではたくさんジェラートのお店があって
みんなお気に入りのお店がいくつかあって、その時の気分で
お店を選んでジェラートを楽しんでいるというような話をされていた。
それに近いなと思ったのが、私が住むこの地域。
旬の2月頃になると馴染みのある市場とか漁師さんとか
魚屋さんとかから牡蠣を買っている人が意外と多い。
その選択基準は安いからとか鮮度が他と違うとか身が大きいとか
それぞれの好みで異なるのだが、共通しているのは
牡蠣を楽しみにしていて、この時期しか味わえない牡蠣を
旬の一番美味しい時に堪能しているということ。
ジェラートにしろ牡蠣にしろ、自分のお気に入りがあるというのは
どこにでもある大きい店でメーカー品を買うのとは全然違うと思う。
そこには必ず人と人のつながりがあってなんだかあったかい気持ちになる。
お米とか卵とか鴨肉とか鶏肉とかパンとか米粉とか
うちが生産してるものもそんな風に気に入ってもらえる方に
やっぱりここのが美味しいよねと選んでもらいたいし
通年じゃなくてもイタリアの人が気分でお店を替えて楽しむように
今日はただまき農園でいこう!みたいに農家さんごとの
味の違いを食べ比べるみたいな、そんな食文化があったらええなと思う。
何を選びどう調理して誰と食べるか。
毎日のことやから食べるもの、食べることをもっと大事にしたいね。
えーっと全然話かわりますが、1週間ほど母子家庭になりまーす。
タダビン(夫)インフルマンになってしまったので、うちには受験生もいてるし
近くに住むじぃちゃんばぁちゃんの家で幽閉中につき、片輪走行な感じです。
そんなわけでご注文いただいたメールの返信など遅くなることも
あったり至らぬ点多々出てくるかと思いますが何卒ご了承下さい。
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