今日は稲作研究会の皆さんと一緒にぼかしを作りました。
レシピも攪拌機に貼ってあるので、
次々と手際よく仕込んでいきました。田植え後に面積に応じて
散布します。それまで熟成。
お昼の休憩の時に野菜泥棒の話になり、
まったく罪悪感もなく平気でキャベツをとっていく人がいて
そういう人を捕まえたり訴えたりすると逆に
キャベツの1個や2個でと被害農家が度量の狭い人のように
噂されると。やりきれない。許せない。
うちは米とか山裾の鶏舎で養鶏をしているからそういった被害は
ないけれど、もし野菜農家やったら犯人は間違いなく捕らえて警察ですね。
沸点低い園長さんと気性荒めな営業部長さんに許されるわけない。笑
作物を育てて販売して生計をたてている人にとって
農産物はまぎれもなく商品であり、窃盗は犯罪です。
「『収穫してくれてありがとう』ってコンテナ差し出したら
ええんかな」と私は言うてみたけど、年配の農家さんは諦めモード。
「はい、キャベツ2つ600円ね。手持ちなかったらお宅まで
行ってご家族に事情説明しますから」ってついていくか。
農村で暮らしていく農家が波風立てずに済ませたいという気持ちも
痛いほどわかるけど、やっぱ農産物の窃盗は許せない。
「うちが知らんとこでな、よその人が見つけて
『何しとんど!俺が許さん!!今から家行って謝って来い!』って
言うてくれての人もおるんや。」という話もあり。
誰も見て見ぬふりをしてるわけではないんやなとちょっとほっこりした。
そうやって村の人に守ってもらえる農家でありたいし、
野菜泥棒は絶滅してほしい。ほんまに。欲しいなら買うか作れ!
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