千本といううちの村は、村で一つではなく
それぞれの垣内(かいち:隣保よりも大きく村より小さい地区の単位)ごとに
とんどをします。うちのとこは点火が15時半。
早いところは午前中にしたり、その垣内ごとに時間が異なります。
15時半が待ち遠しいうちの野生児は相変わらず外で走り回って遊んで待つ。
そして「おかあさーん見て見てー」と走り寄ってきて
真っ黒の手のひらを見せる。「黒人になりたい」とか。
先にとんど開始したところがちょっと西にあり、
そこから灰が降ってきてそれをキャッチして遊んでたらしい。
「黒人の人は手の甲は黒いけど手のひらは白いよ」と言うと
「えっ?そうなん??」と驚く。
そうなんだよ。まだまだ知らないこといっぱいだね。笑
とんどの火で焼いたお餅を食べる→無病息災
とんどの火にあたる→無病息災
1年間みんなが無事で元気に過ごせますようにと願う行事なんですね。
私が子供の頃、小学校のグランドで左義長してたという話をしたら
「グランド真っ黒になるやん」と言われ、そんなことなかったなぁと思ったら
そうそう、富山って雪積もってるからグランド黒くならんがんぜ。
今年知り合った友達はとんどを知らない人が多くて逆にビックリした。
正月飾りもここで燃やします。
火はあたたかい。身体も心もあたたまる。
昔から火と共に人は生きてきたんだなぁ。
来年の冬は薪ストーブで家あたためるぞ!ぬくぬく生活にするぞ!!
最近のコメント