2棟ある鶏舎のうちの1棟:木造鶏舎通路冠水、1号室、4号室一部と
5号室ほぼ全部冠水。
木造鶏舎の一番奥の5号室で、鶏糞にコーヒーかすを入れて
実験していた。おおかた発酵も終わっていたかに見えた鶏糞が
コーヒーかすを入れて混ぜだしてから、また発酵している感じで
ホワっと中心部分から湯気が出ていた。終わっていたかに見えてたけど
終わってなかったのかもしれない。これは5次発酵とは違うだろう。
継続して変化を見ていこう。と思っていたのに・・・。
水につかってるし。何やらコーヒーのええ匂いするし。溶け出してるし。
orz
さらにもう1棟:鉄骨鶏舎はひどかった。6号室の床面積の3分の1水没。
7号室は一部冠水。通路は完全に水没。
重たい発電機を移動するために通路に敷いてたコンパネが浮いて
五右衛門風呂の踏み板状態。発電機倉庫へ運んどいてよかった。
電柵のバッテリーもギリギリラインだったのでさらに高い位置へ移動。
しかし電線が水没してるためまったく意味なし。
雷鳴だか川の濁流音だかよくわからない。ただただ唖然とする。ため息しかでない。
一生懸命鶏舎の周りを掘った水路も全然機能していない。
空から降る雨、上の棚田の境界石垣から漏れてくる水、山からとめどなく流れる小川。
排水<入水
ゴボゴボと落とし口から落ちてはいるが、圧倒的に雨量のほうが多い。
やるせない無力感。人間なんてしょせんちっぽけな存在であることを
湖の中の鶏舎で思う。何か今の私にできることはないだろうかと
悪あがきめいたことを考えるが、そんなやる気すら簡単にボキッと折られる感。
こうなると心というのはドヨ~ンと沈むか変な方向へ攻撃的になるかのどっちかで
だいたい私は後者になる。
種と金で世界を支配しようとしてる奴らと命よりも景気回復を考える奴らの
頭上にこの雨雲が移動して頭冷やしたらええんじゃと呪ったり、
ついでにそいつらの資本とか財産も竜巻で吹き飛ばされますようにと願ったり。
次から次へと奴らの不幸や破滅を考える。人智ではどうにもならない自然の脅威
でもって奴らに思い知らせてやりたいという恨み。
自然は人間の手でどうにもならんと痛感していながら自然災害でもって
罰当たれと願う矛盾。不健全な精神だ。まったく。。。
それぐらいおかしくなるぐらい尋常じゃない景色、光景。
今まで見たことのない惨状。
栗栖川流域にも避難勧告が出され、夕方には解除となった。
解除となっても無力感と変なイライラmixtureは簡単に消えない。
明日にはフツーに戻ってますように。景色も自分も。笑
最近のコメント