以前ラジオでなんてええこと言う人なんや!!!と気になってた方が
兵庫にしかも地元の新宮に来られるなんてこんなチャンスありません。
なんとしてでも行かねば!
というわけで今日は西播磨アグリジュニアカレッジ、経営能力向上セミナーに参加。
「若手農業者のネットワーク活動について」
~一次産業を、かっこよくて、感動があって、稼げる3K産業に~
という演題で講師宮治勇輔さんのお話を聞いた。
いやぁほんま良かった~。農業をこんなにもプラス思考で明るく前向きにとらえていて
農民に勇気と夢と希望の光を与えてくれるような(オーバーじゃなく、私はそう感じた。)
そんな方に出会えて嬉しい。
目から鱗だったのは六次産業とは「生産したものを加工・販売するのではない」
ということ。この続きは今日の講義を聞いた方の特権ということでゴニョゴニョっと
濁しとくが、ずっと私は生産したものを加工・販売するのが
六次産業だと思ってた。でもでも今小規模ながら自分ちのお米で米粉を
作り、パンやシフォンケーキの加工も始めて思うのは、
まさにそのゴニョゴニョの部分!
もっともっと考えて行動しないといけない。
で、今宮治さんの著書を読み終わり感動冷めぬままツラツラと書くが
やっぱり私も私なりにプロデューサーになりたいわ。笑
ただまき農園のプロデューサー兼うちでしかできんこともしたい。
事あるごとに私を表舞台に立たせて喋らそうとする輩がおるが、
私はほんまに人前でしゃべるとか緊張で腹痛起こすから無理。
しゃべらずともこうしてブログででもFBででも不特定多数に伝える手段はある。
課題もある。子供たちに、農業に誇りと自信を持ってもらいたい。
小1の息子が照れくさそうに言った。「この前粘土でつくった将来の夢
大工にしたけどあれウソなんや。ほんまは農業したいけどはずかしいから
大工にしたねん。」
えええええっ!!!そうやったん?!大工になりたいとばかり思ってた母驚愕。
「なんで恥ずかしいねん。ええやんか農業!」とつい声量あげてしまったけど
なんでなんやろ。父ちゃんは知らんけど少なくとも母ちゃんは農業に
誇りを持って楽しみながら人に聞かれたら職業農業って堂々と言うのに。。。
きたない?くさい?かっこわるい?
もしも小学生でそんなイメージがあるのなら払拭せねばならん。
子供から変えていかねばならん。命を育む大事な産業なのだから。
「お金ないけどおいしいものいっぱいでええよなぁ。」
「街とちがって空気も水もきれいでええよなぁ。住むなら田舎やで」
と田舎絶賛、農業LOVEな母に育てられた子どもたちは
田舎が好きで農業ってええよなと思っている。
なのに農業がしたいと口にするのを躊躇するのは何なんやろ。
んー難しい。友達がバカにするなら母がガツンと言うちゃるけど
そういう問題でもない気がする。やっぱり農業に対するイメージなのかな。
スポーツ選手だとか警察官だとかパイロットだとかに比べりゃ
地味やし天候に左右されるし家畜がいたら年中無休やし
パッとせぇへんかもしれん。でもその場所でその人にしかできない
オンリーワンのものを生み出すことができる。育てることができる。
「農業が一番クリエイティブな仕事だと思う」そう友達が言ってくれた。
田畑のフィールドにどんな風景を描き出せるか。それは百姓である私達次第なのだ。
やりたいことを形にできる、生き方を投影できる
こんなにも素晴らしい農業を私のパッションを伝えられてるだろうか。
自問自答してみると、まだまだやなぁと思う。
手帳に書いてるいつかやりたいこと、やろうと思ってることも全然手付かずでいる。
今年は行動しよう。
くすぶってたものに炎をつけてくれた宮治さんありがとう!
みやじ豚.com
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