カモの放鳥はしましたが、それで終わりではありません。
カモが食べない草、ヒエが生えてくるので人が除草します。
「けずっ太郎ジャンボ」
今のところ、これが一番使いやすい。
本来、畑用の除草道具ですが。
草が浮いてきます。
水さえ切らさなければ、アイガモが常に泳いでいるから根を下ろせないし、そのうち枯れます。
今まで試した除草道具。
チェーン除草機。
一度に広い範囲をできるのはいいんだけど、ネットとテグスを張ったアイガモ田では取り回しに難あり。
かといって、カモ無しでチェーン除草機だけでOKかと言えば、うちではそうでもなかったです。
取り残した草が繁茂すると悲惨。修行のような一夏が待っています。
昔の人はそうやって腰が曲がっていったのがよく分かります。
どっちか取るならカモかなぁ。
24時間フルタイムに掃除ロボット・ルンバが動き回っているようなものです。
アイガモン。
草刈機に取り付けて使う除草機。エンジンの力なので、威力は抜群。
一条ずつなのがしんどい。振動がすごくて想像以上に疲れます。
二条タイプのアイガモンなんかあったら、振動がすごすぎて使えないだろうな。
結局けずっ太郎が軽くて取り回しが楽で、条間も自由自在だし、無難です。
でもベストではないです。
まぁ、道具に手をかける方向は限界があるような。草を生えにくくするのが先決。
さて、
見逃したヒエは後で大きくなるので、手取りします。
でも案外、カモがずっと泳いでいると、いつの間にか、なくなっていることがあります。
その辺、土が日に日にトロトロになっていくのと関係がありそうです。
カモも日に日に大きくなっていくので、足で地面をかき混ぜて浮かせる力がついてきます。
今はそれを狙って、せっせと餌をやっています。
食べ過ぎたら除草しない、というのは当てはまらないような気が最近しています。
食後の運動よろしく、スイスイ泳いでいます。
トロトロ層の出来について。
今日除草した田んぼはまだトロトロ層は1センチくらいかな。
田んぼによってもトロトロ層のできやすさは違います。
微生物が多くて、イトミミズが繁殖しやすいとトロトロになりやすいみたいです。
微生物が働くには温度だから、気候も大事ってことですね。今年はちょっと涼しすぎるような?
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