今日は年に一度の健康診断に行って、待合で国会中継をテレビで見てた。
経済成長とか富の拡大とか、もうそんな時代終わってると個人的な意見だけど
国の指針をきめるひとはやっぱり経済なんやね・・・。
民主党の玉木雄一郎氏がTPPでの日本のメリットは何もないことを指摘したうえで
エネルギーと農産物の自給が国にとって大事というような発言をしたとき
思わず「そうや!」と言いそうになって口チャックした。笑
ここは待合室。家のリビングのテレビではない。
帰りにばったり隣村のおじいちゃんに会った。
この方は昔隣村でうちが田んぼを借りてた頃に顔見知りになって
代かきの仕方を教えてもらったり、なにかと田んぼの話をするおじいちゃんで、
今年のお米はどうだったという話から
「うちはあんたとこみたいにお客さんよう見つけへんから安うで出したわ。」と
あきらめたような口調で笑いながら言うてた。
国会中継見た後だからか余計になんか悲しいやるせない気持ちになった。
農業含めた第一次産業への国策は、末端で農業してる私には
これはええ施策やと思うものが無い。ほんまに力を入れてせなあかんことは、
強い農業とか日本の農産物の輸出増大じゃない。自給率を上げるために
いかに国内で持続的に農産物、畜産物が生産できるかだ。
誰かに褒められた私の名言
「農業は誰かと何かを競う産業じゃねーんだよ!」
日本の農地や農家を守ること、新規就農者支援、半農半Xでもいい
田舎に生活拠点がある人を増やして里山を維持していくこと。
汚染されてしまったところもあるこの国土で使用できる所をいかに守っていくか。
大事に後世に残していくか。
長期スパンで日本について考える政治家が増えて欲しい。
ある農民のひとりごと。終。
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