今日は稲作研究会の勉強会に行ってきました。
神戸大名誉教授の保田茂先生のお話。
稲研では保田先生の考案された保田ぼかし肥料を使って、
無農薬無化学肥料でお米を作っています。
演題は「有機農業の理念」ということでした。
うつ病の人には少なくて健康な人に多いものが、腸内の乳酸菌という研究結果があるそうです。
乳酸菌はうつを予防する脳内物質の95%を作っている。
日本人のお腹にいる乳酸菌は西洋の乳酸菌と違って肉や乳製品を食べない。
日本の乳酸菌は米、大豆、野菜、海藻、魚を食べる。
つまり和食だ。
和食を食べなくなって、今の若い人のうつが増えているのだと。
みんなの健康を作るのが農家なんだと。
そうだそうだ。
農業は素晴らしい仕事なんだと改めて思いました。
先生はいつも、自分の子供や孫に食べさせるつもりで生産することの大切さを言われます。
身近な人に食べてもらって、お互い支え合って暮らしていけたらいいなと思います。
でも田舎では米がなかなか売れません。
作っている人が多いからというのもありますが、地元で安全な米が作られていることが
あまり知られていないのかな、とも思います。
みなさーん、どうか地元の農産物も探してみてくださいね。
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