今年に入って数件大口のお米の問い合わせがあった。
インバウンド需要などで米不足らしい。
うちは小規模農家でリピーターさんの年間ご予約分、
たつの市ふるさと感謝便の返礼品と敬老選べるギフトと米粉加工で
ほぼ売り切れる量で、毎年新米に切り替わる時の余剰在庫は
こども食堂やフードバンク(今年は能登地震支援)に寄付している。
古米を値下げして販売していた時もあったが
定価で買い支えてくださるお客さんに罪悪感を抱くことと
再生産できる価格設定をしているのに自ら価値を落とすようなことはやめようと
何年か前から古米を値下げして販売するのはやめた。
春のトランクマーケットでこども食堂でうちのお米を使わせてもらってますと
運営されてる方から直接お声がけいただき、
こうしてつながっていける距離感がやっぱりええなぁとあらためて思った。
米不足だから便乗値上げとかもないし、古米だから安くとかもないし
うちはうちの決めた価格で納得して買って下さる方と直接つながれたらそれで良い。
それがなにより励みになるし、モチベーションになるし、
農業で生活し、子育てをしていけてる誇りにもなっている。
というわけで最近多いネット販売代行、お取り寄せグルメサイト掲載等
営業の電話もメールも不要です。
すべて私が直販してるのとよそへ出せるような数量がないです。
しょうみ市場の米価がどうとかインバウンド需要があがってとか関係なく
うちと繋がってくださるお客さんへ美味しいお米をお届けできたらそれで良し
と思ってます。
今年は今のところ稲作に関してはどの田んぼも良い感じです。
にじのきらめきとヒノヒカリ、楽しみにお待ちください!
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