用事で揖保川町に行き、
国の重要文化財、永富家住宅の見学をさせてもらいました。
詳細は上記永富家住宅のリンク先ウィキペディアを読んでください。
広くて風の通る気持ちのいい家でした。
うちも庭に苔生やしたいな。湿度を感じる風情ある庭がいいな。
男×3名が亀飼うために陸地を作るとかでボコボコ穴あけちゃうから
風情とか情緒とかそういうのに無縁なままの庭なんやろな・・・。
庭(&エクステリア)に関してはあきらめよう。笑
ご飯党員の私はご飯を作るところも気になります。
女中さんが座って薪をくべることができる竈(かまど)
いいなぁ。この黒光り感。
さらに土間にも竈がありました。
ここで煮炊きしてみんなの胃袋と心を満たしていたんですね~。
この永富家は自分の土地で田んぼもつくっていたらしく
それは家族だけでなくここで働く人たちのためでもあったのでは
というお話を聞きました。庄屋さんというとなんとなく時代劇に出てくるのは
小作人から巻き上げたりとか賄賂云々で悪だったりとか
そんなイメージがあったりするのですが、この永富家のように
農を営みながら庄屋としての役割も果たす、いい庄屋さんというのも
存在したんだなぁというのが新しく知ったことです。
よく考えたら時代劇は勧善懲悪のストーリーをつくってるわけで、
後世に人によって作られたものなのに、自分が体験したわけじゃないから
見たことでイメージとして定着しちゃうのは危険ですね、本当に。
歴史を知る、時代を感じる。
そんな時間も現代のわたしたちに必要な時間なのかもしれません。
案内していただいた永富さん、今日はどうもありがとうございました!
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