用水の水がほとんどない枯渇寸前。その用水へ水をひく川の水もめちゃくちゃ少ない。
田んぼによって常時水が流れて水の入れやすいところと、用水の幅も狭く上流で誰かが
水をいれてるとほとんど流れなくなって待てど暮らせど水が来ないところがある。
今日はその水周りの悪い田んぼの用水のほうで、うちの上流で全部堰きとめて
水を入れてる人がいたらしくタダシくんとどうしたもんかと話し合う。
その人がもうちょっと高さの低い板で堰きとめて水をいれてくれたなら、
下流の人もちょっとずつ、時間はかかるけど田んぼへ水を入れることができる。
結局その人の上流でも水は少ないから、その人へお願いしたところで
なんら変わらないのではないかと電話するのをやめたのだが、
明日そのおっちゃんが田んぼの見回りをしてるタイミングでうちも田んぼへ行って、今後は
堰き止めの板の高さを低くして下流へも水が流れるようにして欲しいと伝えることにする。
我田引水は良くない。水が少ないなら少ないなりにちょっとずつ分けあう、
わかちあう気持ちでいないとみんなが困る。そしてその当事者への不満も募ることになる。
昔水争いで農具での殴り合いみたいなことがあったと聞く。
殴り合いはあかんけど、それぐらい田で米を育てる人にとっては死活問題である水のことを
ちゃんとみんなが考えなくちゃいけない。
考えてどうしたらいいかベターな方法を行動にうつさなきゃいけない。
あのおっちゃんが下流の人みんなから恨まれないことを願う。
あんまり水不足の深刻さを話題にすると子供たちが心配してしまうから
深くは話せないけど、このままでは危険だ。
いつもだったらこっちに来るなと邪魔者扱いしてるけど、この度はちょっとこっちの方まできて
たくさん雨を降らせてくれないかな、台風。なんて思ったりする。
今年の4月に亡くなった親戚のおばあちゃんから雨乞いの歌をちゃんと聞いて記録しとくべきだった・・・。
雨が降りますように。川の水が増えますように。
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