上農は草を見ずして草を取り
中農は草を見て草を取り
下農は草を見て草を取らず
という言葉があります。草が生えてからでは時既に遅しで
根付いたものを取るというのは非常に困難なものです。
草が生えないように生える前から動けってことですな。
ま、そんな前置きはともかく、ヒエ根絶さえしてしまえば合鴨農法は大成功なので
今年は巷で流行りの竹箒除草機を作成。
構造はいたってシンプル。5段締めの竹箒2本をばらして
板で挟んでビスで固定。あとは切りそろえるだけ。
持ち手をつけたらハイ、できあがり。
さっそく田んぼでひきずってみます。苗はちょっとこけぎみですが
きっとまたスクッと立ち上がるでしょう。
タダシくん、同じ村の人に「おっ現代農業に載っとったやつか?」と
話しかけられたらしい。さすがに村の中でこんなことしてるのはうちだけだが、
竹箒除草を知ってる人がいるというのはなんか嬉しい。
決して罰ゲームでも強制労働でもない。
(なんとなく今日はギャラリーの視線が多かったような気が・・・)笑
これでヒエの初期除草がうまくいけば、後で手取りするとしても楽チンやな。
どうかどうかチビヒエがなくなりますように。
鶏舎周りも草がすごくて漏電しまくりやからヒモ草刈機できれいに。
苗でもらったきゅうりがすくすくと鶏ふん肥料で育っている。
これでまたグリーンカーテンにするのだ。ゴーヤもいいかもしれんけど
うちは子どもが多いのでゴーヤより断然きゅうりのニーズが高いのだ。
そうそう、先日友達野菜農家にトウモロコシをなめんなよと言われたので
無肥料ヒョロリンだったトウモロコシの株間に鶏ふんを入れといたら
ググっと葉色が濃くなり背ものびた。必要なときに必要な肥料。大事なんだな。
農繁期でほったらかしの子供達(人間)にもちゃんと目をむけていかねば。
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