<新米をご予約頂いているお客様へ>
いつもありがとうございます。
先日稲刈りしたキヌヒカリは、今日やっと乾燥を終えました。
食味が落ちないよう、なるべく温度を上げずに、丁寧に乾燥させましたので時間がかかりました。
あとは籾すりが残っているのですが、空気が湿っているとうまくモミがむけません。
台風が近づいていて雨が多いので、もう数日お待ち下さい。
よろしくお願いいたします。
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さて、台風がまた来ておりますな。
先週末はほんまええタイミングでキヌヒカリの稲刈りできて良かった・・・。
さて、そのキヌヒカリですが、稲刈りが終わった田んぼに翌日、鶏糞堆肥をまきました。
先日、刈り取った稲株から生えるヒコバエの話をちらっと書きましたが、ヒコバエを育てて穂を実らせ、鶏の餌を採ってみようという目論見です。
いつだったか、現代農業という雑誌で飼料米の特集があり、ヒコバエを鶏の餌にする事例が載っていたのを稲刈りしながら思い出し、急遽やってみることにしたのでした。
あれは飼料米の品種だったと思うけど、キヌヒカリでも多分何とかなるでしょう。
鶏糞堆肥、大小27袋。反当200キロ前後かな。多いか少ないかは分からない。
鶏糞(に含まれる窒素分)はワラを腐らせる分に取られるものもあるので、どのくらいがヒコバエの栄養になるかを考えると、多めのほうがいいかなと思います。
トラクターの後ろにつけた「コンポキャスタ」という機械でまいていきます。
これも数年前は、袋をかかえて田んぼ中に人力で振りまいたものでした・・・。
もう今ではとてもじゃないけどようせんです。
それにしても、稲刈りの翌日にトラクターが入れるとは!
ほんと今年はよく乾いてくれました。これだけでも後の段取りが違うもんな。
鶏糞をまき終わると水を入れました。水があった方がよく育つ。
で、今日。早速芽が出ていました。早い!
こう見ると、コンバインで切られたワラがマルチのようですね。
草は多分生えんでしょう。
順調に育ては11月に稲刈り?というのか、収穫。
この時ばかりは、ある程度温かい日が続くのを期待。
鶏にはモミのまま与えるので、コンバインで刈り取るだけでOKの予定。
さてさてどうなるやら。うまくいけば餌の自給が少し広がります。
さて、台風前ということで、鶏舎の排水対策を強化です。
鶏舎の後ろにある排水路をひたすら掘ります。
倍くらいに溝を掘り広げました。
これも大雨になると土砂で埋まってしまうので、しょっちゅう掘り直しが必要です。
雨量がどんどん増えてるので、そのうちU字溝を埋め込んだほうがええかもしれん。
午後からはキヌヒカリの穂相診断というやつをしてみました。
手相の稲版?みたいな感じかな。
これまた現代農業からのパクリ。
モミの数、実が入っていないモミの数、穂の数などを記録します。
稲が大きくなる各段階で、栄養状態がどうだったかなどがわかるそうです。
普通の稲作では、稲が大きくなるにつれて肥料を何度か与えます。
穂の状態を見ると、来年の肥料計画の参考にできるということです。
うちは元肥といって田植え前に入れる肥料だけで、後はアイガモ君にお任せの栽培なので 、今すぐ参考になるデータがとれるわけじゃないですが、とりあえず取れるデータはとっておいて、後から気づくことがあればいいなと思っています。
何年か記録すると、多分役に立つと思います。
ところで、うちのキヌヒカリは1穂あたりのモミ数が150粒前後が多かったです。
キヌヒカリはモミ数が多い品種ですが、それでも100粒ぐらいが普通のよう?
うちは結構多いみたい。
これはやっぱり、 面積あたりの株数を少なくして、稲がのびのびと育てる環境があるからだと思います。
少ないモミ数の稲が、ところ狭く植わっているよりは、広いところで無理なく育って、たくさんモミをつける方が、稲にとっても持てる力を引き出せる育ち方じゃないかと思います。
そうそう、野菜部門、雨が降るのでほったらかしでした~(笑)
でもにょきにょき芽が出ています。
小松菜。
赤丸二十日大根。石が多いな~(汗)
今日は初めて間引いた野菜を味噌汁に入れました。
だんだん大きくなるので楽しみです。
ほうれん草は全然出ません・・・。
芽が出るまでに水にあたると良くないみたいですね。
知らないことがいっぱいだ~! 今度は晴れが続く日にまきます。
3連休が終わりました。バタバタという言葉の通り、子供たちがにぎやかな3日間でした。
明日は警報出ませんように・・・。
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