今日は早朝からカモを軽トラに積み込み、わはは牧場さんへ出荷しました。
途中、北に上がるほど紅葉がきれいだったなぁ。
写真とる時間ももったいないくらいで、自分の目で楽しみました。
この出荷仕事の楽しみの一つですね。
鴨肉、たくさんご注文を頂き、そろそろ完売近しです。
本当にありがとうございます。ただただ感謝です。
さて、今日の道中で感じたこと。
途中、山道に入ると、ところどころ斜面が崩落しているところがありました。
夏から秋に豪雨が数回ありましたので、その度に崩れ落ちたのだと思います。
修復が追いついていない様子でした。
まだ大きな川では去年の台風で運ばれた土砂の撤去中でしたし。
自然の猛威に人の手では対応がついていっていないのがよく分かります。
山肌が露出しているところでは、植林された針葉樹林の断面が見えますが、
一様に真っ暗でした。ひょろーっとのびた木の先だけ葉がついています。
日が届かない表土には草が茂らないし、もともと針葉樹は根が浅いので大雨で土が流されやすいのです。
ほんと、このままではやばいなという危機感を感じました。
針葉樹を少しでも切り出して、広葉樹を植えて行かないといけないと思います。
山の地主さんだけでは手が回らないこと。 みんなで取り組むことが必要。
運動不足に悩んでる人を集めて木を切り出したらどうだろう。
健康診断でメタボで引っかかった人には一定の作業をしてもらうとか。
会社を休んで参加できる山仕事休暇とか。
あと、子供にもその状況をわかってもらう場を作ることも大事ですね。
小学校の授業の一環で木の切り出しを手伝うとか。
広葉樹の植林を行うとか。苗木を作ってもらうとか。
とにかく、仕組みのこと以上に、みんなが危機感をもつことが大事だと思う。
一時的な流行で運動が起こっても、長続きしなければ意味ないし。
地道だけど、身近な人に伝えていくことだなと思います。
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