今日は中播磨地域ビジョン委員会主催の、合鴨農法視察研修会の皆様がお越しになりました。
こんな大きなバスでちょっとびっくりしました。普通に観光バスです。
合鴨農法に取り組むことを検討されているそうです。
現役の農家さんも数名おられて、「坪何株?」「田植えはいつ?」「肥料は?」などなど、専門的なお話も飛び交いました。
合鴨を入れることで、稲がグワッと開帳して成長する様に興味を持っていただいたようです。
何となくでも、どんな風に取り組むか、みなさんイメージを作られているなと感じました。
ぜひ挑戦していただきたいです。
と、日中はそんな風だったんですが、昨日の夕方の田んぼ見回りでモンガレ病らしきものを発見。
菌による病気です。高温が続くとなりやすく、ここ数日の猛暑で一気に来たのでしょう。
ほとんどの株で発症しているようで、あまり稲の様子までしっかり見れてなかったなと反省。
こういうのは早期発見が大事だもんね。
坪33株の超疎植で風通しがよく、肥料も控えめな無農薬栽培。だけに、まさか病気になるとは・・・。とちょっとショック。
その慢心にお灸をすえられた形。
でも、このまま後々に出てくる葉にまで感染が広がると、収量にひびくので、何とかしないと。
かといっても、農薬をまくわけにはいかない。このままでも稲の体力で自然治癒するかもしれないが。
とりあえずは、田植え後5週間と、まだ早い時期での発症だったのを幸いと思おう。出穂期だとやばい。
菌?ということで思い出したのが、つい先日仕込んだ「えひめAI」。
菌には菌で対抗、というわけで、これを散布してみることにしました。
納豆菌・乳酸菌・酵母のタッグチームがモンガレ菌の繁殖を抑えてくれることを期待して。
急遽友達から借りてきた噴霧器。彼は有機農家なので農薬などは使ってない道具です。
それにしても、この道具を使うのは初めてで、なんだか除草剤をまくみたいで変な気持ちです。
4リットルの水に対して、ペットボトルのキャップに8杯分のえひめAIを入れます。
これで400倍の希釈。野菜栽培などの普段使いには1000倍、病害対策だと400倍ほどがいいようです。
これを肩からぶら下げて、1反の田んぼを歩いて回りました。結構大変です。結局二日にわけて散布。
効果が出てくれることを期待。数日後にもう一度まいた方がいいかも。
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