いよいよ今年の稲刈りスタート!早生品種のキヌヒカリです。
と、その前に鶏の世話。最近鶏さんの様子を紹介していなかったので少し。
7月半ばに生まれたヒヨコはこんなに大きくなりました。
もうすぐ60日令。餌食いはちょっと控えめです。草が好きなのは子供たちのお陰。
こう見るとなんとなく恐竜に似てなくもない。
先輩たちも元気です。産卵ラッシュタイム。
さて、相も変わらず暑いので、午後2時過ぎから稲刈り。
ほんとはもっと夕方から刈りたいけど、何があるか分かりませんので。
たわわに実っております。
それにしてもこの田んぼ、ほんまは毎年じゅるい(ぬかるみがひどい)田んぼなんです。
ある年なんか、コンバインはぬかるみにはまって出られなくなるわ、半分は手刈りするわ、でめっちゃ大変でした。
だからなるべく地面が乾くように、収穫が遅い時期の品種を作っていたんですが、今年は思い切って早生を。
そしたらコマメな溝切りの成果もあって、また晴天続きのお陰もあって、よく乾きました。
となりの田んぼは水が張ってあるのに、信じられん。手刈りしたのはほんの2,3株。
後は全部コンバインで刈れました。体がめっさ楽♪
余りにあっついので、コンバインにパラソル付けてみました。効果絶大。
それでも帰り道には方角的にお日様カンカンなので、1周で交代。
おおげさでなく、ほんま体力もちませんて。
温暖化だとか、いや、寒冷化してきてるとか、どっちなんだか。
個人的には穏やかな季節がものすごく短くなってる気はするが。
稲刈り時期を分散させるために、収穫時期の違う品種を作ってますが、ほんとはもう少し遅らせたい。
岡山の朝日って品種は11月が稲刈りだそうだけど、ものすごく魅力的。
うちの一番遅いのはヒノヒカリで10月中旬。朝日作ってみたい。うまいらしいし。
でも10月になると水路に水が流れなくなるので、無理やろか。
コンバインで刈ったモミは、軽トラでぶいーんと運んで、乾燥機へ投入されます。
全部機械。
2年前まではコンバインから袋に貯めて、人力で乾燥機へ入れていたしんどさがうそのような、軽やかな稲刈りです。
そやけど、友達のブロクを読むと、 小学校の稲刈りで全部手刈りで稲木がけして、天日乾燥してるとか。
そういうのと比べると、あまりにもあっさりしすぎてる、とは思う。
確かに、稲が米になるプロセスが分かりにくい。
うちらはまだ、小さい時に手刈り、天日乾燥を経験してるから、体感として米作りの大変さが分かるけど、今の子らは、米作りは簡単なもんやという意識があるかもしれん。
まだうちは、無農薬やから草を手取りしたり、大変な場面も多いけど、除草剤を使うやり方だと、ほんま一人でできてしまうしな。
稲刈り前の田んぼを見て、何だか神妙な気持ちになること、稲刈りは神聖なものだという気がすること、こういうのは、幼い時の体験が大きいなと思う。
そして天日で乾かすこと、これはとても大きいと思う。
お日様の力があって初めてできること。人間の力だけではどうにもならないこと。
だから謙虚になれるし、大事にしようって思える。
とても大きなメッセージがあると思う。
そんなことをちょっと考えたのでした。
せめて出来ること、長男しんたろうが初めてコンバインに乗ってみました。
まだ大人と一緒やけど、嬉しそうでした。
手刈りやないけど、田植えからの苦労を知っているからこそ、収穫が出来るありがたさを感じてくれたらいいなと思います。
ぜーんぶ、無くなりました!お疲れ様!
でもまだ稲の根は生きています。
毎年ヒコバエと言って、稲刈り後ににょきにょき茎が伸びてきます。
そしてなんと、穂まで付けるんです。生命力がとても強い。
うちのヒコバエはよその田んぼと比べても元気です。
これを今年はうまく使ってやろうと思ってます。
明日の夕方から雨の予報、その前に一つ仕込みます♪
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