一昨年だったか鶏舎の横を流れる水路の補修のため、おおもとから止めて
水路の水を絶ち漏れてる箇所をセメントで埋めたことがあった。
その時肥育場への水も流れなくなってしまったため
その年の春は肥育場の池で毎年聞いてたアカガエルの鳴き声を聞かなくなり、
「どうしようアカガエルの住処奪ってしまった・・・」と話すと
大学生息子に「そんなことで生き物は死なん。別の場所見つけとうやろ。」と笑われた。
去年も肥育場の池にはアカガエルは現れずもっと山奥で声がしてたので
きっと場所を変えて命のリレーはつながってるんやなあと思ってた。
そして今年。先日鶏舎近くでアカガエルが鳴いてるのを聞き遠目で姿も確認。
(警戒心強いので近づいたら姿を隠して鳴くのをやめてしまった。)
肥育場の池に見つけたたまごもぷっくり育ってきている。

環境の変化によって数が激減し希少種になったり絶滅したりする生き物がいる。
そういったことにならない方法を模索していくのが人間だと思う。
一方で生き物は生存していくために新天地へ移動したり環境に適応したりして
次世代へ命をつないでいく。
その人と生き物の良い関係バランスのいい距離感を見出していきたい。
どうか子育て中の親御さん
自分が生理的にちょっと無理っていう生き物も毛嫌いしないで。
これ以上人間が生態系トップだ支配してるんやという横柄人間を増やしたくない。
生きとし生けるもの尊い存在だから。
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